タクシードライバーになるためにはどうすれば良い?必要な資格を解説!

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タクシードライバーになるためにはどうすれば良い?必要な資格を解説!

タクシードライバーになるためにはどうすれば良い?必要な資格を解説

タクシードライバーになるためにはどうすれば良い?必要な資格を解説
タクシードライバーへの転職を検討しているが必要な資格はあるのか気になっている方いませんか?この記事では、タクシードライバーになるための方法や必要な資格についてまとめました。最後まで読んで頂き、参考にしてくださいね。

タクシードライバーになるための一般的な道筋は、基本的には他の業種とは変わりません。

尚、面接では、希望する勤務地の聞き取りやタクシードライバーの適正試験が含まれることも多いため、筆記用具の準備はしておきましょう。

タクシードライバーに必要な資格は?

タクシードライバーに必要な資格は?
◆普通自動車第二種運転免許

タクシードライバーとして働くには「普通自動車第二種運転免許」を取得しなければなりません。普通自動車第二種運転免許については、法律で以下のように定められています。

『旅客自動車であるものを旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的で運転しようとする者は、当該自動車の種類に応じ、第二種免許を受けなければならない。』
引用:e-gov法令検索「道路交通法」

タクシードライバーもこの旅客自動車運送事業に該当します。ただし、会社入社時に普通自動車第二種運転免許を保有している必要はありません。

ほとんどのタクシー会社では採用後に、取得費用を負担してくれるからです。

そのため、タクシー会社に転職を考えている方はまずは就職することを考えてくださいね。


◆普通自動車第二種運転免許の受験資格

普通自動車第二種運転免許の受験資格は普通自動車第一種運転免許を取得してから3年が経過している満21歳以上の方が対象です。もし、免許取り消しなどがあった場合は、その期間は除く必要があるため、注意しましょう。

尚、普通免許以外にも、中型免許など複数持っている方は、どれか一つでも3年以上あれば、受験資格があります。

また、視力は両目で0.8以上、片目で0.5以上と第一種免許と比べると少し厳しくなっており、立体感を図る視力検査なども行われます。

大事なお客様の命を預かる仕事になるため、適性検査が厳しくなるのは仕方ないのかもしれませんね。


◆二種免許の試験内容

技能試験
一種免許と同様に教習所内と路上試験があります。採点基準は厳しく90点以上で合格です。

学科試験
マークシート式の問題数が全部95問出題します。こちらも90点以上で合格。応用問題が多く、難易度も高くなっています。

一部地域ではタクシーセンターの地理試験に合格する必要がある

一部地域ではタクシーセンターの地理試験に合格する必要がある
東京都、大阪の一部地域のタクシー会社に勤務する場合は、地理試験に合格する必要があります。

こちらは資格ではなく、国土交通省が定めた特定の地域における筆記試験です。この試験を受けなければならない理由としては、タクシードライバーとして営業するエリア内の地理に詳しい必要があるからです。

そのため、道路や交差点の名称はもちろんですが、有名な建物の所在地、目的地までの最短ルートなどを把握しなければなりません。尚、地理試験が必要なエリアは以下になります。

東京都 23区および三鷹市・武蔵野市
大阪府 大阪市・和泉市・池田市・吹田市・豊中市・泉大津市・高槻市・守口市・茨木市・八尾市・箕面市・門真市・摂津市・高石市・東大阪市・三島郡・泉北郡・堺市(美原区は除く)
神奈川県 横浜市・横須賀市・川崎市・三浦市

受験料や試験の日程は、地域によって異なるため、タクシー会社に事前に確認するといいでしょう。

地理試験の内容
地理試験の内容は「地理問題」と「法令問題」の2科目が出題されます。

地理問題は、建物や施設の最寄り駅について問われたり、建物の所在地や道路の名称について問われたりする問題が多いです。

法令問題はタクシー事業に係る法令、安全及び接遇といい「法令」「安全」「接遇」の3項目に分かれています。

法令 道路運送法やタクシーに関わる内容から問題が出ます
安全 該当エリアの交通事故の発生状況や事故発生の際の措置、自己防止に関する問題が出ます
接遇 タクシードライバーとしての心構えや高齢者・障がい者の乗降時における対応についての問題が出ます。

こちらの試験は全部で40問の問題が出題され、正解率が80%以上で合格になります。尚、暗記問題となるため、しっかりと勉強すれば1週間程度で取れる問題と言われていますが、暗記が苦手な方は1か月以上かかることも。
焦らないためにも事前に準備するようにしましょう。

まとめ

タクシードライバーになるためにどうすればよいのか、また必要な資格について紹介をしました。

タクシードライバーになるためには「普通自動車第二種運転種免許」が必要になりますが、入社までに保有している必要はなく、会社で取得費用を負担してるところがほとんどです。そのため、タクシー会社に転職を検討している方は、まずは就職することに集中しましょう。

また、東京や大阪の一部地域では「地理試験」に合格しなければなりません。こちらは暗記問題となっているため、早めに勉強をして試験に望むようにしましょう。

この記事を読んで、タクシードライバになるための参考になれば幸いです。