舞台公演のチャンスを手に入れた人も!タクシードライバーに夢を追いかけている人が多い理由とは?

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舞台公演のチャンスを手に入れた人も!タクシードライバーに夢を追いかけている人が多い理由とは?

タクシードライバーは夢を追いかけている人が多いって本当?!

タクシードライバーは夢を追いかけている人が多いって本当?!
タクシードライバーと聞いてイメージされるのは、中高年の男性ドライバーです。実際に統計で見ても、タクシードライバーの平均年齢は高く、男性の占める割合が多くなっています。しかしその中に夢を追う若人がいることをご存知ですか?生活と夢を両立させるためにタクシードライバーになり、夢を実現した人もいるのです。ここでは実際に夢をつかんだ人を紹介し、タクシードライバーに夢を追いかけている人が多い理由を解説します。

俳優の夢をつかんだタクシードライバー

2019年に公演された舞台「タクシードライバー」は、元ヤクザの肩書を持つ主人公が堅気となり、タクシードライバーとして生きていくさなかでのドラマを演じたものになっています。

この舞台には女優の杉本彩さんなどが出演しているのですが、タクシードライバー役として出演している平山大・山崎誠貴は俳優を目指している本物のタクシードライバーなのです。

この2人は生活と夢を両立させるため、社長が「夢を応援します!」と掲げているコンドルタクシー会社に就職しました。そしてドライバーとして活躍しつつ稽古を重ね、舞台俳優という夢をつかんだのです。

この夢を実現した背景には、タクシー会社の協力もありました。舞台の特別協力会社として、コンドルタクシー株式会社の名前が挙がっています。このコンドルタクシー会社の社長が、夢を追うドライバーの2人にこの舞台の話を持ってきたそうです。

このようにアーティストや俳優さんなど、夢を追う人がタクシードライバーに就職しているケースがあるのです。

夢実現を目指してタクシードライバーになる理由

夢を追う人には、夢を叶えるために努力する時間と投資するお金、更に日常生活を送るためのお金が必要です。お金を稼ぎつつ夢を追うことは簡単ではないため、TV番組などで現在成功している芸能人の苦労話などが度々紹介されています。

そんな夢を追う人がタクシー会社に就職するのには、いくつか理由がありました。ここではその理由について解説します。
◆自分の時間が確保できる

夢を実現するためには、自由な時間を確保する必要があります。この時間はオーディションへの参加やミュージシャンであれば演奏の練習、俳優であれば演技の稽古などに利用できます。

タクシードライバーは1回の勤務時間は長くなる代わりに、月の半分が休日となる勤務体制があるので、自分の時間を確保したい人が目を付けやすい職業なのです。この勤務体制は「隔日勤務」と呼ばれ、1回で2日分の仕事をし、翌日は必ず休みとなる形態になっています。

厳密にいえばこれは休みではなく、朝方までは仕事をしているのですが、日中に自由に使える時間を確保できるので感覚として休みになるのです。この休み以外に通常の休みも加わってくるので、月の出勤日は11~13日となります。

このように自分の時間を確保しやすい勤務形態が、夢を追う人にとってはとても魅力的なのです。

◆頑張りに応じてお金を稼げる

前述したように、夢を追う人には夢を叶えるために自己投資に使うお金と、日常生活を送るためのお金が必要となります。レッスン費用や場所代、ミュージシャンであれば楽器代など、何かとお金は必要になりますが、生活費用とプラスして稼ぐのは大変です。

そこで注目されるのが、歩合制。タクシー会社の多くは「完全歩合制」または「固定給+歩合制+賞与」となっているので、頑張りに応じて給料が増えるのです。

例えば東京でタクシードライバーをすれば、月の平均収入は約35万円程度となっており、年収で見ると600万円稼ぐ人も珍しくありません。

◆社会保障がついてくる

タクシードライバーは正社員なので、社会保障も手厚くなっています。

家族と同居している人であれば多少のけがや病気などは、家族の協力を得ることで乗り切れます。しかし芸能系の夢を追う人は、単身上京しているケースも珍しくありません。

一人暮らしをしていてケガなどで仕事ができなくなった時、アルバイトやパート雇用では、残念ながら給与保証はほぼされないため、生活自体が窮地に陥り、夢どころではなくなってしまいます。

その点正社員として雇用されるタクシードライバーなら、社会保障でカバーされる範囲が大きいので安心して夢を追うことができるのです。

◆土地条件が良く稼ぎやすい

芸能系の夢を追う人は、まず上京しないことには始まりません。元から近辺に住んでいる人を含め、夢を追う人のほとんどが東京に進出しています。この東京こそタクシードライバーが最も稼げる地域なのです。

東京は元々全国で最も賃金が高い都道府県です。令和元年の厚生労働省の発表では、東京都の平均年収は約379万円でした。それに対し一般社団法人の「全国ハイヤー・タクシー連合会」が発表している、東京都のタクシードライバー平均年収は約481万円と東京都全体の平均を大きく上回った結果だったのです。

しかし令和二年のそれぞれの発表では、東京都の平均年収が約374万円に対し、タクシードライバーの平均年収は約313万円となってしまいました。

これは新型コロナウイルスの影響により、タクシー業界の売り上げが激減していることが原因としてあげられます。それでも平均年収300万円を超えてくるので、数字としては落ち込んでいますが頼もしくもあります。

◆名前を憶えてもらうチャンスがある

タクシーを利用してもらう時に欠かせないのが、お客さんとの会話です。タクシードライバーは運転の技術より、丁寧な接客や楽しい会話ができるコミュニケーション能力が求められます。

車内はお客さんとの密室空間となるのでお客さんの話を聞くことや、世間話をすることがセオリーです。ここでお客さんとの会話を弾ませ、自分の夢を語ることができれば、名前を憶えてもらうチャンスにつながるのです。

冒頭で紹介した舞台俳優はタクシー会社の社長さんからご縁を得ましたが、タクシードライバーをしていれば芸能業界の人と接点を持てるかもしれません。自然と話ができ、たくさんの人と関わるタクシードライバーならではの強みとも言えます。

まとめ

タクシードライバーは雇用条件や勤務体制、賃金、仕事内容から夢を追う人に向いている仕事です。自分の頑張り次第で、自己投資も惜しまずにでき、自由な時間を持つことができる魅力的な職業なのです。応募資格は運転免許を持っていればOKなので、生活との両立を目指し、夢を実現させるためにもチャレンジしてみましょう!