ガソリンと同じくらい、人の温かさを燃料にして走ってる

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ガソリンと同じくらい、人の温かさを燃料にして走ってる

──“人と関わる”ことの意味を、タクシーという仕事が教えてくれた

タクシーの仕事は、運転している時間がすべてじゃない。
お客さまを乗せた数分、数十分の中で交わす言葉、表情、仕草……
そのひとつひとつが、自分の心の“燃料”になる。

「ありがとう」「助かったよ」「気持ちよく乗れた」
何気ないその一言が、エンジンより深く、温かく、自分を動かしてくれる。

タクシーは孤独な仕事だと思っていた。
でも、こんなにも“人の温かさ”に触れられる仕事だったなんて。

1. ただの“送り届ける”じゃない、“何かを受け取る”仕事だった

「東京駅までお願いします」
その言葉で始まる、何でもない日常の一コマ。

けれど、行き先を告げるお客さまの声のトーンや、
助手席越しに感じる空気には、それぞれの物語が詰まっている。
• 面接帰りの緊張した空気
• 病院からの帰り道に見せる、ほっとした表情
• 旅行帰りの家族の笑い声

どんなに短い距離でも、
その日、その瞬間だけの“特別なドラマ”が、車内には生まれている。

ただ運転するだけじゃない。
“人の人生の断片”を預かることに、自分の存在価値を感じられるようになった。

2. 「人と話すのが苦手だった」自分が変わった日

もともとは人見知りで、接客業なんて向いてないと思っていた。
だから最初は「できるだけ会話をしないで済ませよう」と思っていた。

でもある日、こんな言葉をもらった。

「話しかけられなくて、逆にすごく安心しました」
「静かで丁寧な運転で、心が落ち着きました」

無理にしゃべらなくてもいい。
ただ、気を配ること。空気を読むこと。
それだけで、誰かの役に立てることを知った。

人見知りの自分でも、“誰かの心に残る接客”ができる。
そのことに気づけた日から、この仕事が少しずつ好きになった。

3. 忘れられないのは、あの「ありがとう」のひと言

ある日、雨の夜。
体の不自由なお客さまを、病院からご自宅までお送りした。

ゆっくりと歩くその方に合わせて乗り降りを手伝い、
無言のまま走った数十分。

目的地に着き、何気なく「お気をつけて」と声をかけたとき──
振り向きざまに、深く丁寧に「ありがとう」と言われた。

その言葉に、なぜか涙が出そうになった。
大げさではなく、本当に心が温まる瞬間だった。

この仕事をしていなかったら、出会えなかった人がいる。
この仕事をしていたからこそ、味わえた感情がある。

まとめ:「心で運転する仕事」が、ここにある

✅ タクシーは“人の感情”に毎日触れられる、特別な仕事

✅ ちょっとした気遣いが、お客さまの記憶に残る

✅ 目には見えない「人の温もり」が、なによりのやりがいになる

タクシーの燃料はガソリンだけじゃない。
人の言葉、人の笑顔、人の感謝──それが、今日も走り続ける力になっている。

大きな目標がなくても、派手な実績がなくてもいい。
日々の中で、“誰かの役に立てた”という実感があれば、人は強くなれる。

そしてこの仕事は、そんな“日々の小さなやりがい”を何度もくれる。

もし、あなたが「人と関わるのが苦手」と思っていたなら。
むしろこの仕事は、あなたにこそ向いているかもしれない。

人の温かさを受け取って、自分の中に燃料をためていく。
そんな日々を、あなたも始めてみませんか?



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