お客さんを降ろした後の数分が、妙に好きだ

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お客さんを降ろした後の数分が、妙に好きだ

──「ひと区切り」がくれる、静かで満ちた時間

ドアが閉まって、エンジン音だけが響く車内。
次の配車が入るまでの、ほんの数分間。
その時間が、なぜか心地いい。

忙しい中の“余白”。
誰にも急かされない、誰とも話さなくていい“無の時間”。

この数分が、意外にもタクシーの仕事を続けたくなる理由の一つだったりする。
今回は、“お客さんを降ろした後の数分”が好きな理由を通して、
タクシーという仕事の“見えない魅力”を掘り下げてみたい。

1. 「仕事が一つ終わった」という達成感

乗車から降車まで、運転・接客・安全配慮を同時にこなすこの仕事。
無事にお客さんを目的地に届け、ドアを閉めた瞬間は、
「一つの仕事をやり遂げた」という実感がある。

この感覚は、工場勤務やオフィス業務のように「終わりが見えにくい」仕事には少ないものだ。

1日が終わるまでずっとタスクに追われるのではなく、
ひと仕事ごとに“完了”を味わえる。
このサイクルが、自分のリズムに合っていた。

だからこそ、ドアを閉めた後のわずかな時間が
ちょっとした“ご褒美”のように感じられるのだ。

2. 誰にも邪魔されない、完全な“ひとり時間”

次のお客さんを探すまでの間、
運転席は完全なプライベート空間になる。

スマホで好きな音楽を流してもいいし、
水を一口飲んで一息ついてもいい。
外を眺めながら、ただ深呼吸してもいい。

この誰にも管理されない自由な時間が、実はとても貴重。

前職では、上司や同僚に気を遣いっぱなしだった。
“働いているのに、誰の目も気にしなくていい”この時間が、
働きながらリフレッシュできる瞬間になっている。

たとえ1分でも、自分に返ってくる静けさがある。
それが、この仕事を続ける理由の一つになっている。

3. 「次、どう動こうか」を考えるのが楽しい

お客さんを降ろした後は、また“自分の選択”が始まる。
次にどのエリアに向かうか。アプリ配車を狙うか。流しで拾うか。

この自由さが、面白い。

営業職のように「数字を詰められる」こともなければ、
サービス業のように「お客様がずっと目の前にいる」わけでもない。

“自分の判断”が仕事の結果を変えるこの感じが、ゲームみたいに楽しい。

お客さんを降ろした後の数分間は、
言うなれば「次の戦略を立てるタイム」。
「今日はこのあたりが狙い目かな」
「休憩を先に取っておこうか」
そんなふうに考える時間が、自分を主役に戻してくれる。

まとめ:小さな「間」が、働くことを豊かにする

✅ 降車後の数分間が、達成感と安堵をくれる

✅ 管理されない時間が、働くことに“自由”をもたらす

✅ 次の行動を考えることで、自分の仕事が“自分のもの”になる


タクシーの仕事は、接客業でありながら、
常に“ひとりでいられる時間”がある。

1回1回の仕事に“終わり”があり、
そのたびに立ち止まれるリズムがある。
そして、次の一手を自分で選べる自由がある。

お客さんを降ろした後の数分──
その“間”に味わう静けさと達成感が、
この仕事を“ただの移動業務”ではないものにしてくれる。

「働くって、こんなに自分に戻れる時間があっていいんだ」
そんな気づきをくれる職業が、ここにはある。



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